花・植物
縁起花材を使ったお正月飾りで、福を呼び込もう
色々なお正月飾りがありますが、私は古風なのか、縁起花材を使ったしめ縄飾りが好きです。
それぞれの花材の持つ意味を思い浮かべながら、作ります。

縁起が良いとされる植物の持つ意味
◆ヒカゲノカズラ
万葉集や古事記に登場し、古くから縁起物として祭事などで使われ神聖なものとして大切にされてきた植物です。
◆稲穂
穂先に沢山の実がつく稲穂は、豊かさの象徴とされ五穀豊穣の願いが込められています。
◆南天
名前が「難転」に通じることから、「難を転じて福となす」と言われ、昔から厄災を退ける力があるとされています。
◆松
千年の時を経ても冬空に凛と青葉を広げる常緑樹で、健康長寿の象徴とされています。また、天から降りる神をじっと「待つ」木が松だとも言われています。


水引は色々な形に結びますが、こちらは椿の形。
いびつな形なので、まだまだ修行が必要です。
インテリア・小物

ガラス職人さんがひとつひとつ丁寧に作りあげた、手のひらサイズのガラスの鏡餅。
数年前に購入してから、毎年この鏡餅を飾っています。
小さいけれどしっかりとした作りのため、存在感があります。
コロンとしたフォルムが美しく、ほっこりした気持ちになり、あまり飾るスペースの広くないわが家にちょうどいいです。
鏡餅には付属の敷板がありますが、わが家では、宇都宮の採石場跡「大谷資料館」で購入した”大谷石コースター”に置いています。
料理・ドリンク

こちらは、今年のお正月に家族で食べたお節です。
毎年、母が何日も手間暇かけて作ってくれたものを、私は重箱に詰めるだけという、なんともありがたいお節です。
作った工程の多さを聞き、日本料理の奥深さを知り、私にはそんなに丁寧なお料理作れそうもないと頭が下がり、感謝の気持ちいっぱいでいただいています。
小さな頃からの母の味はやっぱり格別。
その中でも栗きんとんは思い出の味。
お鍋に残ったきんとんを、姉と弟と取り合っていた光景は忘れられません。
私の中にお節作りの思い出があるように、娘たちにも思い出の味を受け継いで欲しい。
そのためにはそろそろ私が、母に弟子入りしないといけないなぁと思っています。
みなさんが、これから迎える新しい年が、幸多き年となりますように。